データの整理術
One to Oneマーケティングはお客様を識別するだけでは完全とは言えません。
お客様の情報を蓄積して、データベース化して活用する事で利用価値が増すのです。
キャストは、お客様から名詞をもらうと、「席を離れたときに特徴をメモします。」
そのとき「服装や時計などの特徴を書いてもダメ」なのです。
なぜなら「会社帰りの平日に来店したときと、休日の土曜日に来店したときでは服装やアクセサリーが全然違うことがあるから」です。
そこで「ちょっと本人には言えないような内容」を書くこともあります。
指名客の場合は、来店日、滞在時間、話の内容などをメモします。
ヘルプには誰がついたのかもチェックします。
酔ってきたら記憶が無くなる前にコースターにメモを残している女の子もいます。
指名客のデータが蓄積されていくと、どの曜日や時間帯が来店しやすいのかが分かってきます。
逆に絶対に来店できない曜日・時間もわかるのです。
データの分析が終わったら、来店しやすい日を狙って電話をかけます。
電話をかける時間帯も、最初のうちは変えてみます。
そのうち、ヒットしやすい時間帯もわかります。
もちろん「いつなら電話しても迷惑じゃないですか?」と聞いておくべきですが、「いつでもいいよ」と答えるお客様がほとんどだからです。
女の子はお店に営業日報を提出することはありませんが、個人レベルで様々なデータベースを作っています。
誕生日や飲み物、食べ物の好み、趣味、勤務先などは基本データ。
家族の状況やお客様が問わず語りに話したプライバシーに関することまでを記憶しておくと、「このお客様には離婚の話題を振ってはいけない」などということがわかってきます。